診療時間

電話でのご予約が必要です。(受付は診療時間終了の30分前までとなります。)

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乳がん検診

当院では、女性放射線技師による検診を行っています。

浜松市のがん検診受診券、日本対がん協会乳がん検診受診券をお持ちの方は、検診の際に必ずご持参ください。
がん検診推進事業について
  • マンモグラフィ
    撮影は女性技師が行います。きちんと評価できる写真を撮るためには乳腺を十分に引き延ばさなくてはなりません。そのため多少の痛みはさけられません。担当技師は患者さんの様子や反応をみながら痛みなどの苦痛が少なくなるように精一杯がんばっています。
  • 年齢の頻度
    乳がんは年齢が進むほど増える病気です。また、遺伝するタイプもあります。40才以上では少なくとも年一回、高齢のかたでも乳がんにリスクは少なくありませんので、私はもう歳だから、といわないで検診を受けましょう。
  • 良性のしこり
    乳腺のしこりのすべてががんというわけではありません。線維腺腫(せんいせんしゅ)、のう胞など、心配のないしこりもあります。
  • 乳房のいたみ
    閉経前の女性では、生理前~生理中にかけて乳房がいたむことがあります。また、30代~60代の女性では、乳腺がだんだん小さくなっていく場所にいたみを感じることがあります。
  • 自己診断
    自分の病気は、自分で見つけることも大切です。

乳がん診療

ほかの病院で診断、手術、薬物療法などを受けている方でも、当院での診療を希望される場合はお引き受け致しますので、お問い合わせください。
  • しこりを感じたら
    つぎの検診まで待つ必要はありません。すぐに連絡してください。
  • 針生検
    乳がんか、乳がんでないか、だけでなく、どのような性格のがんで、どんな治療が適しているか、を知ることができます。また、線維腺腫、葉状腫瘍といったがん以外の病気を確定します。
  • 術前薬物療法
    タンポポの種にたとえられるような眼には見えない、どんな検査をしても診断できないような微小転移を撲滅すること、そして、乳房のしこりを小さくして、乳房温存手術をめざします。腫瘍がぐんぐん小さくなるのを患者さん本人も実感できます。
  • 放射線治療
    浜松医療センター、聖隷浜松病院、聖隷三方原病院、浜松医大病院にて行います。
  • 術後薬物療法
    手術を先に行った場合、手術で得られた情報に基づいて最適な治療を行います。
  • 抗がん剤
    乳がんの病理結果をもとに、最善な治療を選択します。治療期間は6か月が多いです。
  • ホルモン療法
    月経状態より使用する薬剤は異なります。治療期間は5~10年です。
  • 抗HER2療法
    HER2陽性の乳がんにはトラスツヅマブ(商品名:ハーセプチン)を1年間使用します。
  • 副作用対策
    吐き気止めや感染症対策などを十分に行って安全に治療が実施できるようにします。
  • フォローアップ
    定期的にマンモグラフィ、超音波検査、血液検査、骨密度検査などを行います。
  • 転移・再発後治療
    症状の緩和(Palliate symptoms),症状発現の先送り(Prevent symptoms),延命(Prolong survival)の「PPP」を治療目標に治療を行います。治療は患者さんの状態に応じて最適な薬や治療方法を選択します。
  • 緩和医療
    緩和医療は、患者およびその家族の、QOL(人生の質、生活の質)を改善するための行為であり、がんと診断されたときから緩和医療は始まっています。
  • 終末期医療
    人生の最後の時をどこでどのように迎えるか、がん以外の病気の方でも誰しもが考えなくてはいけない問題です。当院では近い将来、訪問診療(在宅療養の支援)にも取り組んでいきます。
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